探し物。探し物。

ハトは探し物をしてるの。

それは着メロ。カッコウの着メロ。

「カッコー」って鳴くの。まるで本物のような

声なの。誰か教えてください。

DoCoMoのiモード着メロCMのバックでも最近

「カッコー」って鳴いてる事発見。あるはずだ。

しかしどこにある?

かれこれもう1年近く求めているのにない。
ハトがその着メロを知ったのは約1年前。

ハトの大事なおばあちゃんが死んだ時。お葬式の時。

山の近くの火葬場でお葬式。

シーンと静まり返った会場。

.......カッコー...カッコー...

..あれ。山の付近だからカッコウでもいるのかな..

その後胸元を押さえて出て行く人が一人。

...携帯だ。今のは携帯の着メロだ。

ショックだった。欲しい。是非欲しい。

結局聞けずじまいで、わからなかった。

何故だ。どうしてあの本物のような泣き声が携帯から

出せるのだ。。。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
この事件のせいでその後お葬式はハトにとって哀しくも苦しくもあったのだ。

ハトのところのお葬式方法は3人のお坊さんがやってきてシンバルと鈴と太鼓を使う。
そして「チーン(鈴)、ドーン(太鼓)、シャラララ〜ン(シンバル)」を何十分も繰り返すのだ。

...楽しい。すごく楽しい。
哀しいはずなのに泣いていられない。
我慢だ。ハト!大事なおばあちゃんのお葬式ではないか!

3人以外のもう一人のえらいお坊さんが木魚を叩いている。
ポクッポクッ..(スカッ)たまに外れるのだ。
リズムもアップダウンが激しい。なんだ、このお経は。
そして手から外れる棒。床に落ちる棒。
いや、神聖なお葬式なのだ。しかしこれでは..

後ろで従兄弟が笑ってる。その前にいるお姉ちゃんに「○○ちゃんっっ、○○ちゃんっ、なにこれっっ(爆笑・涙目)」と話し掛けている。

いや、ハトは哀しいのだ。しかし集中してないと吹き出してしまいそうなのだ。
体はプルプルきていた。つらい。こらえるのはなんてつらいのだ。
途中膝をつねり、痛みを与えて神経を「チーン、ドーン、シャラララ〜ン」から外そうと思うハト。
必死の努力の甲斐あってお葬式で爆笑する事はさけれた。
ハンカチのせいでゆるむ口元も隠せた。

初めての身内の死。哀しいはずなのに、どこか違う。
そしてあれからもうすぐ1年がたとうとしている。
思えば今年のお盆もすごかった....(遠い目)
機会があればお盆編を書こうか..

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